1-1. 給与所得控除の上限額変更

これまでの給与所得控除の上限額は、給与収入1,500万円以上であれば一律245万円でしたが、今回の税制改正により、今後は以下のようになりました。

対象年度	給与額面金額	給与所得控除額
平成27年まで	年収1500万円以上	245万円
平成28年	年収1200万円以上	230万円
平成29年以降	年収1000万円以上	220万円

2-2. 交際費の限度額に新たな制度導入

資本金1億円以下の法人は、平成25年4月から開始する決算期に対して、800万円の交際費が100%認められていましたが、資本金1億円超の法人に対する新たに導入された制度に伴い、800万円か50%の損金算入の有利な方を選択できるようになりました。