毎年のことで確定申告のことは既によく分かっておられるという方はさておき、年に1回のことや場合によっては初めてのことで確定申告に際して何をどう準備すればよいのかよく分からないという方のために、確定申告の準備資料についてまとめてみました。

所得の種類	所得の内容	準備資料
事業所得	個人で事業を行っている方	・収入金額の分かるもの (現金出納帳、通帳、売上集計表、売上日報、源泉徴収票、受領した支払調書など) ・必要経費の分かるもの 通帳、領収書、請求書、経費集計表など)
不動産所得	不動産を賃貸している方	・収入金額の分かるもの (現金出納帳、通帳、契 約書など) ・賃借人の氏名、家賃月額、賃借期間、敷金、礼金などが分かる資料 ・必要経費の分かるもの (通帳、領収書、請求書、銀行振振込書、借入金の支払明細、固定資産税領収書、管理費、保険金領収書など)
給与所得 雑(年金)所得	給与所得や年金所得のある方	・給与所得の源泉徴収票(原本) ・公的年金等の源泉徴収票(原本)
配当所得	株式の配当所得がある方	・支払調書、支払通知書
退職所得	退職所得のある方	・退職所得の源泉徴収票(原本)
譲渡所得	土地や建物など 不動産を譲渡した方	・売買契約書のコピー、登記簿謄本 ・必要経費の分かるもの 　(仲介手数料や印紙など) ・売却不動産の購入時の契約書や登記料など ・居住用不動産の譲渡の場合は住民票
その他の所得	満期保険金を受け取った方、 株式の売却などのある方	・収入の分かるもの(通帳、計算明細書など) ・原価の分かるもの 　(契約書、領収書、計算明細書など)

■ 提出期限・・・平成27年2月16日(月)から平成27年3月16日(月)

簡単でしたが参考になりましたでしょうか?間際になって準備するのは意外と大変ですの で、この時期からのご準備をお願い致します。
このほか、住宅ローンを組んだ方や、医療費が一定金額を超える方、年末調整をしていない方、国や地方団体へ寄付された方など、条件によっては確定申告をすれば税金が還付になる場合もあります。エース税理士法人では、個人の確定申告も承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。