Tax Knowledge
税務の基礎知識
マイナンバー導入チェックリスト
導入準備は進んでいますか?
平成27年10月からマイナンバー通知カードが国民一人ひとりに届きます!マイナンバーの導入に際し、事業者の皆さまは、社会保障や税の手続きのため、従業員の方々からマイナンバーを取得し、適切に管理・保管する必要があります。従業員の少ない事業者では、以下のチェックリストを参考にして下さい。
担当者の明確化と番号の取得
顔写真の付いている「個人番号カード」か、210月から届くマイナンバーが書いてある「通知カード」と「運転免許証」などで確認を行いましょう。
- マイナンバーを扱う人を、あらかじめ決めておきましょう。
- マイナンバーを従業員から取得する際には、利用目的(「源泉徴収票」「健康保険・厚生年金保険届出」「雇用保険届出」)を伝えましょう。
- マイナンバーを従業員から取得する際には、番号が間違っていないかの確認と身元の確認が必要です。
※アルバイトやパートの方も、マイナンバーの番号確認や身元確認が必要となります。
マイナンバーの管理・保管
顔写真の付いている「個人番号カード」か、210月から届くマイナンバーが書いてある「通知カード」と「運転免許証」などで確認を行いましょう。
- マイナンバーが記載された書類は、カギがかかる棚や引き出しに大切に保管するようにしましょう。無理にパソコンを購入する必要はありません。
- パソコンがインターネットセキュリティーに接続されている場合は、ウイルス対策ソフトを最新版にするなどセキュリティ対策を行いましょう。
- 従業員の退職や契約の終了などでマイナンバーが必要なくなったら、細かく裁断して破棄しましょう。パソコンに入っているナンバーも削除しましょう。
従業員の皆さんへの確認事項
- 従業員の皆さんに通知が届く時期や何に使うかなど、基本的なことを知ってもらいましょう。
マイナンバーは、国民一人ひとりが持つ12桁の番号で、生涯を通じて利用し、原則変更されません。平成28年1月から社会保障・税・災害対策の行政手続きで利用が始まりますので、大切に保管しましょう!